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東京

横浜市 液状化マップ

この記事では、横浜市内の[液状化マップ]を調べる方法を紹介します。


ここでは、参考として、横浜駅周辺の液状化マップを調べます。

それでは皆さんもご一緒に液状化マップを調べてみましょう。



①[液状化マップ 横浜市]を検索します。



②[液状化マップ - 横浜市](液状化分布図の記載があるリンク)をクリックします。



③[液状化マップ]のトップ画面が表示されます。


液状化マップを見るには、[液状化マップのダウンロード]メニューから、液状化マップ(〇〇)をクリックします。

なお、横浜市では液状化マップを異なる三種の形態の地震で想定し作成しています。

それぞれの大まかな特徴は下記のとおりです。



■元禄型関東地震:

【地震の概要】

 ・発生年代:1703年に発生した。

 ・震源地:伊豆半島南部沖。

 ・規模:M8.0程度。

 ・被害:江戸(現在の東京)を含む関東地域に大きな被害をもたらし、死者は数千人、被害総額は当時の国家予算を超えた。

【地質学的特徴】

 ・大規模な背斜構造によって引き起こされた地震。

 ・背斜の上に堆積した堆積物によって振動が増幅され、大幅な被害をもたらした。


■ 東京湾北部地震:

【地震の概要】

 ・発生年代:1923年に発生した「関東大震災」の一部。

 ・震源地:東京湾北部。

 ・規模:M7.9程度。

 ・被害:関東地域に大きな被害をもたらし、死者は数十万人に至った。火災による被害も大きかった。

【地質学的特徴】

 ・沖積層の地盤沈下によって引き起こされた地震。

 ・沖積層は、河川や海の波によって堆積された地層であり、水分を含むために地震による振動によって液状化現象が起きやすく、建物の倒壊などの被害を引き起こす。


■南海トラフ巨大地震:

【地震の概要】

 ・発生年代:過去複数回発生しており、次の発生が予測されている。

 ・震源地:南海トラフ沿い。

 ・規模:M9.0程度。

 ・被害:日本全国に影響を及ぼし、津波や地盤変動による被害が予想されている。最悪の場合、死者数は膨大なものになる可能性がある。

【地質学的特徴】

 ・沈み込む太平洋プレートと上昇するフィリピン海プレートが板界面上で引き起こす地震。

 ・地震波のエネルギーが海洋プレート内を伝播し、海洋プレートの下に存在するマントル内のマグマを活性化させ、巨大な津波を引き起こす。


 注:Mはマグニチュードの略号で、地震の規模を表す指標の一つ。

M8.0とM9.0との差は振幅が30倍以上で、エネルギーは1,000倍以上の差がある。



④液状化マップ(〇〇)をクリックすると、液状化分布図のトップ画面が表示されます。


ここでは参考として、③の画面から[液状化マップ(元禄型関東地震)]をクリックした場合の[元禄型関東地震 液状化分布図]の画面を表示させています。


液状化マップは[液状化マップ(各区版)のメニューにて区ごとに整理されています。

各区のリンクをクリックするとPDF形式で液状化マップが表示されます。

ここでは、横浜駅周辺の液状化マップを調べるため、[西区]のリンクをクリックします。



⑤各区のリンク(ここでは西区)をクリックすると、指定した区域の液状化マップがPDF形式で表示されます。


液状化の危険度は液状化マップの左側に記載されており、赤色・オレンジ色・緑色・白色で危険度の高さをあらわしています。

横浜駅周辺は[液状化危険度が高い~液状化する可能性がある]地域に該当していることがわかります。



以上が、[液状化マップ]で横浜市域の液状化マップを調べる方法です。

さあ、皆さんも自分の気になる横浜市内地域の液状化マップを調べてみましょう!

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